1996年08月08日
株式会社企画屋
希望のメールアドレス企画屋無料で配布
オリジナルドメイン名付きレンタルサーバーサービス
発行1996年8月8日-- [日経新聞] 14面
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インターネット・プロバイダー(接続業者)の企画屋(横浜市、千葉礼子社長)は 十日から、希望のメールアドレス(電子メールの宛先)を無料配布するサービスを始める。
単なる記号ではなく、覚えやすく、使って楽しいアドレスにすることで、インターネットの利用者拡大につなげる。これに伴うコストは、ユーザーにアンケート調査を実施し、回答に基づいて配信する広告の収入で賄う。
従来のメールアドレスはプロバイダーが機械的に発行したものが少なくない。しかし、コミュニケーションの道具として「より自分を特定しやすいアドレスの需要は多い」(企画屋)。
同社は申し込みなどにアンケートに答える同社からのメールを毎日受信する--などを条件に、無料でアドレスを発行する。アンケートは「購入したい周辺機器は」と言った単純なもの。回答をもとに、例えば「メモリー」と答えたユーザーにはメモリーの広告を配信する。広告主にとって「子供のいない家庭に子供用品のDMを送るような失敗を防ぎ、的を絞ったPR活動が可能となる」(企画屋)という。
企画屋のホームページは http://www.kikakuya.com/ |